ヒップラインが気になる方や、下半身太りが気になっている方はいませんか?
多くの女性にとって、ヒップ周りや太もも周りの筋肉の硬さ、血行不良、むくみなどが悩みの種ではないでしょうか。
そこで今回注目したいのが、古来から伝わる「タイ古式マッサージ式ストレッチ」。タイ古式マッサージは“2人で行うヨガ”とも呼ばれ、ゆったりとしたリズムで筋肉や筋膜を伸ばす技法が特徴です。
これをセルフストレッチに取り入れることで、ヒップラインを美しく整えるヒントがたくさん得られます。
1:なぜタイ古式マッサージが筋膜に効果的なのか
タイ古式マッサージでは、身体を流れるエネルギーライン(セン)を刺激しながら、パートナーが受け手の筋肉を伸ばす手助けをします。一般的なマッサージとは異なり、動的なストレッチ要素が多いのが特徴です。
- 筋肉全体を大きく動かす
ゆっくりとしたリズムで肢体を様々な方向に動かすため、普段のストレッチでは届きにくい深層筋や筋膜に刺激が入ります。 - 重力や相手の体重を利用
セルフストレッチでは難しい体勢でも、パートナーがいると「自分の体重+パートナーの体重」の絶妙な圧がかかり、筋膜の癒着を解消しやすくなります。 - 呼吸との連動
タイ古式では、呼吸を深めながらストレッチすることで副交感神経が優位になり、筋肉がリラックスしやすくなります。セルフで行う場合も、呼吸を意識することで効果を高められます。
2:筋膜とヒップラインの関係
私たちの身体の筋膜は、筋肉と骨格を全身でつなぎ合わせるネットワークのようなもの。お尻(大臀筋・中臀筋・小臀筋)や太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)なども筋膜を介して一連のつながりを持っています。筋膜が硬くなると、その部分に負担が集中し、ヒップラインが垂れたり張り出したりしやすくなります。
特に、長時間のデスクワークや運動不足でお尻の筋肉をあまり使わない生活を送っていると、大臀筋の力が弱まり、骨盤が前傾または後傾しやすくなります。すると、腰痛や反り腰、下半身太りなどが生じるリスクが高まるのです。タイ古式マッサージ式ストレッチで筋膜をゆるめながら、ヒップ周辺の筋肉を正しく使えるようにしてあげると、丸みを帯びた理想的なヒップラインが期待できます。
■3:セルフでできるタイ古式マッサージ式ストレッチ例
実際にはパートナーがいるとより本格的なストレッチが可能ですが、ここでは1人でも比較的行いやすいアレンジをご紹介します。
1. 仰向けでのハムストリングスストレッチ
- 仰向けに寝て、片膝を胸に近づける。
- そのまま膝を伸ばし、太ももの裏(ハムストリングス)が伸びるのを感じる。呼吸を深めながら15秒キープ。
- 反対側も同様に行う。
タイ古式マッサージでは、パートナーが足を持ち上げて押すイメージですが、セルフではタオルやストレッチバンドを使うのもおすすめです。
2. 開脚前屈のポーズで内転筋(ないてんきん)を伸ばす
- 床に座り、両脚を広げて開脚する。
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと上体を前に倒す。痛気持ちいいところで止めて、呼吸しながらキープ。
- 内ももの内転筋群が伸びる感覚を味わう。
このストレッチは、ヒップと太もも裏だけでなく骨盤周りにもアプローチ。リンパや血行の流れが改善し、下半身太りやむくみ解消にも効果的です。
3. ピジョンポーズでお尻(梨状筋)をストレッチ
- 床に四つん這いになり、右膝を右手首のあたりに置くようにして脚を曲げる。
- 左足は後ろに伸ばし、ゆっくりとお尻を床に沈める。お尻の筋肉や梨状筋が伸びるのを感じる。
- 息を吐きながら上体を前に倒すと、より深くストレッチできる。30秒キープし、反対側も同様に。
このポーズは、ヨガでも代表的なヒップストレッチのひとつ。梨状筋をほぐすと坐骨神経痛の予防や美尻効果が期待できます。
3:タイ古式マッサージ式アプローチがもたらすメリット
- 筋膜リリース効果
深いストレッチで癒着した筋膜をゆるめるため、血流やリンパの流れが促進され、むくみや疲労回復に効果的。お尻から太ももにかけて溜まっていた老廃物も流れやすくなり、ヒップラインがスッキリ見えやすくなります。 - 副交感神経の活性化
ゆったりとした呼吸と動きが特徴のタイ古式マッサージは、リラックス効果を高め、ストレスを軽減します。ストレスが多いとコルチゾールなどのホルモンが分泌され、脂肪が蓄積しやすい状態になると言われていますから、リラックスはダイエット面でも重要です。 - 骨格アライメントの改善
筋膜と筋肉の柔軟性が向上すると、骨盤の傾きが整いやすくなります。骨盤が正しい位置に戻ると、ヒップラインも自然と引き上がって見え、姿勢も美しくなるという相乗効果が生まれます。
◎実践例&症例:お尻のセルライトに悩んでいたCさんのケース
Cさん(35歳女性)は、下半身のセルライトと垂れはじめたヒップが気になり、エステなどにも通っていました。しかし費用も時間もかかるため、「自宅で何かできないか」と模索。そこでタイ古式マッサージの手法を取り入れたストレッチを毎日10分ほど続けるようにしたところ、2か月後にはヒップトップが上がり、セルライトも目立ちにくくなったといいます。
Cさんは在宅ワークで座りっぱなしが多く、臀部の筋肉がほとんど使われていない状態でした。そこに筋膜の癒着も加わって、血流が悪化しセルライトが増えやすい環境に。タイ古式マッサージ式ストレッチで大臀筋やハムストリングスをしっかり伸ばし、筋肉を活性化させることで、お尻全体の代謝が上がり、引き締まってきたのだと考えられます。
まとめ:筋膜をゆるめて美尻を目指そう
タイ古式マッサージ式ストレッチは、単なる筋肉のストレッチにとどまらず、筋膜を深くゆるめ、エネルギーラインを整える効果が期待できます。現代女性は座り姿勢が長く、お尻や太ももを動かす時間が不足しがち。すると筋膜が硬化し、むくみやすく下半身太りにもつながります。
しかし、毎日少しの時間を割いてストレッチを行うだけでも、ヒップラインに大きな変化が見られる可能性があります。むくみが取れ、代謝が上がり、骨盤位置が整うと、お尻はキュッと持ち上がり、脚も長く見えるようになります。エステやジムに通うのが難しい方も、まずは自宅でできるセルフケアから始めてみませんか?ぜひ、タイ古式マッサージ式ストレッチの魅力を実感してみてください。


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